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▽25年2月のインフレ率は2.0~3.0%の範囲内にとどまると予想されるが、25年3月には3.0~4.0%に若干上昇する可能性がある。
パキスタン、最大都市カラチの市場(Getty Images)

パキスタン財務省は27日、2月の消費者物価指数(CPI)も1月同様安定し、下降基調を維持する見通しであると明らかにした。

財務省は最新の月例経済報告で、「25年2月のインフレ率は2.0~3.0%の範囲内にとどまると予想されるが、25年3月には3.0~4.0%に若干上昇する可能性がある」と指摘した。

25年1月のインフレ率は前年同月比2.4%増であった。

当局はこの低下傾向について、昨年夏に確保した国際通貨基金(IMF)による70億ドルの財政支援と、政府の経済安定化政策の成果と強調している。

IMFの代表団は来週首都イスラマバードを訪れ、政府の財政健全化策をチェックする予定だ。

財務省は報告の中で、「基礎的財政黒字は今後数カ月でさらに改善する見込みである」と強調した。

また同省はパキスタン経済に欠かせない外国送金も増加する見込みであるとした。

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