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▽ほとんどの州で数週間前から雪や雨が降り続き、干ばつは概ね解消したものの、雪崩や洪水などによる被害が多発している。
2023年1月23日/アフガニスタン、北東部バダフシャン州の集落(Getty Images/AFP通信)

アフガニスタン各地で大雪と雨により少なくとも36人が死亡、40人が負傷した。タリバン暫定政権が26日、明らかにした。

それによると、ほとんどの州で数週間前から雪や雨が降り続き、干ばつは概ね解消したものの、雪崩や洪水などによる被害が多発しているという。

報道官は声明で、西部ファラー州を中心に全国で少なくとも36人が死亡、40人が負傷し、240棟の家屋が全壊、61棟が損壊したと述べた。

また報道官は大雪と雨により数百エーカーの農地が被害を受けたとした。

被害の全容は明らかになっておらず、国連や赤十字など、複数の国際機関が被災地で調査に当たっている。

タリバン報道官は「被災地に調査チームを派遣し、NGOなどの協力を得て対応に当たっている」と述べた。

また報道官は「いくつかの県で道路が通行止めになっており、関係機関が再開に向けて努力している」とした。

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