▽キューバ産葉巻は長い間、この業界のトップを占めてきた。
-2.jpg)
中米キューバの葉巻大手「ハバノスS.A.」は24日、同社の2024年の売上高が過去最高の8億2700万ドル(約1240億円)に達したと発表した。
それによると、世界売上の4分の1を占めるようになったアジア市場で富裕層の愛煙家が増え、高級品への需要が高まっているという。
売上高は23年比16%増となり、過去最高を更新した。
キューバの葉巻はラム酒とともに、危機的状況にある経済を支える重要な輸出産業であり、食料、燃料、医薬品を購入するために必要な外貨を調達している。
ハバノスS.A.はキューバ共産党が50%、タバカレラ(Tabacalera)傘下のアジア投資家コンソーシアムが50%を所有している。
キューバのタバコ生産者は昨年のハリケーン・ラファエルと22年のハリケーン・イアンからの回復に苦闘しているが、同社の売り上げは急上昇した。
ハリケーン・ラファエルは西部のタバコ農家に大打撃を与えた。
キューバ産葉巻は長い間、この業界のトップを占めてきた。愛煙家たちは豊かな土壌、理想的な気候、そしてハバノスの手巻き葉巻へのこだわりを高く評価している。