▽純利益は前年同期比2.5倍の16億2600万シンガポール(約1800億円)であった。
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シンガポール航空は20日、昨年末の旺盛な航空需要を背景に、24年第4四半期(10~12月)の売上高が四半期ベースで過去最高を更新したと発表した。
同社はパンデミック後、キャパシティを増やし続けているため、アジア地域での競争は厳しいものの、需要は堅調に推移すると見込んでいる。
航空運賃の代用指標であるイールドは24年第3四半期に4.5%減少した。
グループ売上高は23年同期比2.7%増の52億シンガポールドル(約5800億円)となり、過去最高を記録。純利益は前年同期比2.5倍の16億2600万シンガポール(約1800億円)であった。
貨物収入は23年同期比9.7%増、旅客収入の同1.7%増を上回った。これは好調な電子商取引、貨物機のチャーター増、生鮮品輸送の後押しによるものだという。
シンガポール航空は中国を含むアジア地域からの電子商取引量の増加から恩恵を受けている。