▽1000人以上の抗議者は約50台のトラクターを従えてテッサロニキに入り、ミツォタキス首相が演説する会場に向かった。
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ギリシャ北部テッサロニキで19日夜、ミツォタキス(Kyriakos Mitsotakis)首相に抗議する農家と警察がにらみ合いになった。逮捕者や負傷者の情報はない。
1000人以上の抗議者は約50台のトラクターを従えてテッサロニキに入り、ミツォタキス氏が演説する会場に向かった。
デモ隊は政府与党を批判する横断幕やのぼりを掲げ、数時間にわたってテッサロニキ中心部の道路を封鎖した。
ギリシャではこの数ヶ月、農業団体による抗議デモが相次いでいる。欧州全土でも同様のデモが起きており、農家は気候変動による農作物の損失を含む様々な問題について政府に支援を要求している。
この運動はギリシャ中部テッサリア地方で勢いを増しており、地元の農家たちは23年後半に発生した洪水の余波といまだに闘っている。