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▽トランプ氏は就任以来、この地域の多くの国々に関税をかけると脅し、それを避けるために移民問題や麻薬密売対策などへの協力を要求している。
メキシコ南部、コスタリカ出身の移民(Getty Images)

中米コスタリカのチャベス(Rodrigo Chaves)大統領は19日、米国から強制送還された外国の不法移民を一時的に受け入れ、最長6週間拘束した後、本国に送還すると表明した。

チャベス氏は記者会見で、「トランプ(Donald Trump)大統領の要請に基づき、20日からウズベキスタン、パキスタン、キルギス、カザフスタン、インドなどからの200人の移民を受け入れることに同意した」と語った。

またチャベス氏は「これらの不法移民は最長6週間国内にとどまった後、米政府の費用で本国に送還されることになる」と述べた。

さらに「米国がコスタリカに関税をかければ、我々は大変なことになっていただろう」と述べ、不法移民を一時的に受け入れる代わりに関税を免除されたと示唆した。

トランプ氏は就任以来、この地域の多くの国々に関税をかけると脅し、それを避けるために移民問題や麻薬密売対策などへの協力を要求している。

チャベス氏は「自国民以外の不法移民も米国の費用負担で受け入れる」と語った。

コスタリカに送られた外国移民はそれぞれの国に送還されるまでの間、専用施設で過ごすことになる。

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