▽女性は21年1月15日、家族旅行中に拘束された。
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サウジ王室を批判するコメントをSNSに投稿したとして禁固34年の実刑判決を受けたサウジアラビアの大学生が釈放された。地元の人権団体が10日、明らかにした。
この女性は2児の母で、2022年に自身のツイートにより34年の禁固刑を言い渡されていた。
サウジの人権団体ALQSTによると、女性は恩赦を与えられ、釈放されたという。同団体は先月、女性の刑期が4年に短縮されたと報告していた。
サウジ当局は女性の釈放に関するコメントを出していない。
女性は21年1月15日、家族旅行中に拘束された。ALQSTによると、女性はサウジの少数派であるシーア派教徒であり、スンニ派が王室を支配していることを組織的差別と長年訴えてきたという。
検察は公序良俗を乱し、社会を不安定化させようとしたとして女性を起訴。女性が反体制派のアカウントをフォロー、リツイートし、「虚偽の噂を流した」と主張していた。