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▽この事件は首都ストックホルムの西方約200キロに位置するエーレブルの学校で4日正午頃に発生。容疑者を含む11人の死亡、6人が負傷した。
2025年2月6日/スウェーデン、南部エーレブル、銃撃事件が発生した教育施設近く(AP通信)

スウェーデン政府は7日、中部エーレブルの成人向け教育施設で銃乱射事件が発生したことを受け、銃規制を強化すると発表した。

この事件は首都ストックホルムの西方約200キロに位置するエーレブルの学校で4日正午頃に発生。容疑者を含む11人の死亡、6人が負傷した。

容疑者は発砲後、自殺した。

警察庁は7日、容疑者が35歳の男であることを確認。犠牲者全員の身元確認を完了したと明らかにした。氏名は公表していない。

死亡したのは28~68歳までの女性7人と男性3人、容疑者1人。

警察によると、犠牲者の中にはアサド政権下のシリアから逃れてきた数人のキリスト教徒が含まれていた。容疑者は単独犯とみられ、現在のところ、テロ攻撃であることを示す証拠は見つかっていないという。

政府は銃の所持許可を申請する際の審査を厳格化し、一部の半自動小銃の取得を禁じる改正銃刀法案を国会に提出する予定だ。

その中には軍用設計のAR15アサルトライフルが含まれている。AR15は米国での銃乱射事件の多くに使用されている。

スウェーデンでは23年からAR15の取得(狩猟用)を許可。政府によると、それ以来、約3500丁のAR15が審査対象となり、取得を許可されたという。

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