▽同行は前回12月の政策決定会合で金利を据え置いていた。それ以前は8会合連続で利下げしている。
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チェコ中央銀行は6日、インフレ率が低下しつつあることを受け、主要政策金利を0.25%引き下げ、3.75%とした。
同行は前回12月の政策決定会合で金利を据え置いていた。それ以前は8会合連続で利下げしている。
今回の利下げはアナリストの予想通りであった。
中銀は23年12月に1年半ぶりとなる利下げを行い、2月、3月、5月、6月にそれぞれ0.5%、8月、9月、11月に0.25%引き下げた。
統計局が6日に公表した1月の消費者物価指数(CPI、速報値)は前年同月比2.8%増。24年12月と比較すると0.2%低下したが、アナリストが予測した2.6%は上回った。
中銀の目標値は2.0%である。
統計局によると、24年の経済成長率は前年比1.0%増だった。
ユーロ通貨を使用する20カ国の金利を設定する欧州中央銀行(ECB)も先月末、基準金利を0.25%引き下げ、2.75%とした。