▽爆発は1日の午前0時過ぎに発生。ホノルル近郊の民家の1階で花火が爆発、火災が発生し、3歳の男の子を含む5人が死亡、20人以上が負傷した。
米ハワイ州ホノルルの民家で元旦に発生した花火の爆発について、捜査当局は30日、6人を逮捕し、現場から未使用の花火227キログラムを押収したと明らかにした。
爆発は1日の午前0時過ぎに発生。ホノルル近郊の民家の1階で花火が爆発、火災が発生し、3歳の男の子を含む5人が死亡、20人以上が負傷した。
ホノルル警察の殺人課によると、29日に4人、30日に2人を逮捕し、さらに複数人を逮捕する可能性があるという。
殺人課の刑事は記者団に対し、「爆発現場から大量の証拠を押収したものの、捜査に時間がかかっている」と語った。
また刑事は「現時点で何者かが意図的に花火を爆発させた証拠は確認できていないが、あらゆる可能性を考慮し、捜査に当たっている」とした。
この爆発で3歳男児、女性3人、男性1人が死亡、20人以上が負傷した。
AP通信は事故現場近くの住民の話しとして、「元旦を祝う打ち上げ花火のひとつが倒れ、花火を大量に保管していた木箱に向かって発射され、大爆発した」と報じていた。
この木箱は爆発した建物の1階に置かれていたという。
容疑者6人は全員、第1級危険行為、第1級未成年者福祉危険行為、過失致死傷罪に問われている。
ホノルル署刑事課によると、花火の入手経路を調査中。アルコール・たばこ・火器爆発物取締局(ATF)に協力を要請する予定だという。