▽この飛行機は午前10時30分頃にユニティ州の飛行場を離陸。首都ジュバに向かう予定であった。
アフリカ東部・南スーダンの北部に小型飛行機が墜落し、少なくとも20人が死亡した。地元当局が29日、明らかにした。
それによると、この飛行機は午前10時30分頃にユニティ州の飛行場を離陸。首都ジュバに向かう予定であった。
AFP通信は当局者の話しとして、「飛行機は空港から500メートルほど離れた場所に墜落した。今のところ、生存者は1人だけだ」と伝えている。
乗客は南スーダン人16人、中国人2人、インド人1人。パイロットと副操縦士は南スーダン人とみられる。
ロイター通信によると、この飛行機は国連南スーダン派遣団(UNMISS)の食料支援任務に当たっていたという。
UNMISSのラジオ・ミラヤは「パイロットと副操縦士の死亡も確認された」と報じた。
生存者の身元は明らかになっていない。
ソーシャルメディアで共有された写真には、野原で逆さまになり、破片が辺り一面に広がっている航空機の姿が写っていた。
墜落の原因は明らかになっておらず、当局が調べている。
2021年には国連世界食糧計画(WFP)の燃料を積んだ貨物機がジュバ近郊に墜落し、5人が死亡している。