▽スビアント氏は昨年の就任以来、初のインド公式訪問となった。
インドのモディ(Narendra Modi)首相は25日、首都ニューデリーでインドネシアのスビアント(Prabowo Subianto)大統領と会談し、健康、防衛、デジタル技術、海事に関する協力協定に署名した。
スビアント氏は昨年の就任以来、初のインド公式訪問となった。
スビアント氏はインドの憲法が採択されたことを記念する第76回共和国記念日の行事に主賓として出席する予定だ。
モディ氏は共同記者会見で、「防衛生産、製造、サプライチェーン分野で協力することを決定し、さらに海事とサイバーセキュリティにおける協力も強化する」と述べた。
スビアント氏は「インドがインドネシアのBRICS加盟を後押ししてくれた」と謝意を示した。
またスビアント氏はモディ氏と率直に話し合い、「両国が経済分野での協力を深化させ、官僚主義を打破する削減することを望む」と付け加えた。
ジャカルタの在インド大使館によると、インドネシアはASEAN地域でインドにとって2番目に大きな貿易相手国であり、2023ー24年の二国間貿易額は294億米ドル(約4兆5800億円)であった。