▽警察が各地の学校を調べたものの、爆発物は見つからなかった。
ハンガリーの警察当局は23日、全国240以上の学校に送られた爆破予告を調査していると明らかにした。
それによると、脅迫文は電子メールで送られ、文面が同じであることから、送信者は1人である可能性が高いという。
警察が各地の学校を調べたものの、爆発物は見つからなかった。
首相府の報道官は23日、この事件に言及し、「各地の警察が学校関係者から話しを聞き、容疑者を追跡している」と述べた。
オルバン(Viktor Orbán)首相も声明を出し、内務省とシークレットサービスが自身の警護について協議していると明らかにした。
首相府によると、電子メールは外国のサーバーなどを経由して学校に送られていたという。
シークレットサービスは昨年同様の爆破予告を受けた隣国スロバキアの情報機関と連絡を取り合っていると報告している。
ブルガリアでも22日、全国各地の学校に爆破予告が届いていた。いずれも爆発物は見つかっていない。