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▽双方は20日から21日にかけて空爆を行った。
2025年1月18日/ウクライナ、首都キーウ、ロシア軍のミサイルの破片が落下した地区(AP通信)

ウクライナとロシアが空爆の応酬を続けている。20日に就任したトランプ(Donald Trump)米大統領はウクライナ戦争を24時間以内に終結させると公言していたが、その後発言を訂正した。

ウクライナもロシアも、この数カ月の間に行ってきたドローンやミサイルによる応酬を抑える兆しはなく、むしろ攻撃を激化させているように見える。

双方は20日から21日にかけて空爆を行った。

ロシア国防省は21日、領内に飛来したウクライナ軍のドローン55機を撃墜したと発表した。

ウクライナ軍はロシア・ボロネジ州の石油貯蔵施設を攻撃し、火災が発生したと報告。この1週間足らずで2度目の攻撃となった。

ボロネジ州知事によると、火災は墜落したドローンの破片によるもので、負傷者はいないという。

ウクライナ軍はロシア西部スモレンスク州で「戦闘機」を生産する工場を攻撃したとしている。

ウクライナ空軍は21日、ロシアが発射したドローン141機のうち93機を撃墜し、46機を電子戦で無力化したと発表した。

一方、ロシア国営タス通信は21日、ロシア軍がウクライナ東部ドネツク州の前線に近い集落を占領したと報じた。ウクライナ政府はコメントを出していない。

タスによると、この集落は東部攻勢の争点となっているポクロフスクの南西約10キロに位置する。

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