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▽フォンデアライエン氏は欧州で最も知名度の高い政治家のひとりであり、昨年9月に2期目をスタートさせた。
欧州委員会のフォンデアライエン委員長(AP通信)

EUの執行機関である欧州委員会は13日、フォンデアライエン(Ursula von der Leyen)委員長が肺炎で入院したことを隠蔽しようとしたという疑惑を否定した。

フォンデアライエン氏は欧州で最も知名度の高い政治家のひとりであり、昨年9月に2期目をスタートさせた。

欧州委員会は1月3日、フォンデアライエン氏が「重度の肺炎」にかかったため、今後2週間の予定をキャンセルしたと明らかにした。

これにより、ポルトガルでの会議とEUの輪番議長国を引き継いだばかりのポーランドでの会議が中止になった。

フォンデアライエン氏の容体や肺炎に罹患した経緯は明らかになっていないが、ドイツ通信社(dpa)はその後、同氏が病院に入院したと報じた。

報道官は13日の記者会見で「なぜ入院の情報を公表しなかったのか」と問われると、「フォンデアライエン氏が重度の肺炎に罹患したと言った。今はドイツの自宅で療養している」とだけ答えた。

それによると、フォンデアライエン氏は1週間ほど入院したものの、イタリアのメローニ(Giorgia Meloni)首相と電話会談するなど、重要な公務は行っていたという。

フォンデアライエン氏は今週末にブリュッセルのEU本部に戻り、公務を再開する予定だ。

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