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▽ガザ紛争におけるパレスチナ側の死者は8日午前の時点で4万5936人、負傷者は10万9274人となっている。
2025年1月8日/パレスチナ自治区、ガザ地区北部の難民キャンプ(Getty Images/AFP通信)

イスラエル軍が8日、パレスチナ・ガザ地区全域を空爆し、少なくとも46人が死亡、数十人が負傷し、大勢が瓦礫の下敷きになった。ガザ当局が明らかにした。

それによると、8日未明からの空爆で多くの建物が倒壊。北部の難民キャンプだけで31人の遺体が収容されたという。

トランプ(Donald Trump)次期米大統領は前日、1月20日の就任式までにイスラエルの捕虜を解放するようイスラム組織ハマスに要求。応じなければ「地獄が始まる」と警告した。

一方、レバノンのミカティ(Najib Mikati)首相は8日、イスラエルとヒズボラの停戦協定について、「イスラエル軍は意図的に違反行為を繰り返している」と非難し、国際社会に対し、イスラエルに圧力をかけるよう促した。

停戦協定は昨年11月27日に発効。イスラエルは60日間以内にレバノン南部から軍を撤退させる予定だ。

国連はガザ地区内で5日に8人目の乳児が低体温症で死亡したことについて、「停戦と支援物資の大量搬入を実現しなければ、犠牲者の数はさらに増える」と警告している。

ガザ紛争におけるパレスチナ側の死者は8日午前の時点で4万5936人、負傷者は10万9274人となっている。

ハマスは8日、イスラエルが意図的にガザに搬入する燃料の量を制限し、病院を稼働させないようにしていると主張した。

ハマスは声明で、「シオニストどもは燃料を制限することでガザ地区の医療状況を悪化させ、病院の危機的状況を継続させることで、パレスチナ人の命をもてあそび、我々に圧力をかけようとしている」と述べた。

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