◎現場はユネスコ世界遺産に登録されているピリン国立公園の外れ。
ブルガリア、南西部ブラゴエヴグラト州、ピリン山脈(Getty Images)

ブルガリア南部のピリン山脈で雪崩が発生し、1人が死亡、3人が救助された。地元メディアが20日に報じた。

それによると、現場はユネスコ世界遺産に登録されているピリン国立公園の外れ。スキー場から数キロ離れた場所で滑っていたスキーヤーが雪崩に巻き込まれたという。

地元テレビ局は関係者の話しとして、「山岳救助隊と災害救助犬が現地に向かい、これまでに3人を救出した」と伝えている。

その後、現場で男性1人の死亡が確認された。救助された3人の容体は明らかになっていない。

気象台は今週、ピリン山脈周辺の気温が上昇し、雪崩のリスクが高まっているとして、スキー場以外での滑走は危険であると警告していた。

ピリン山脈は南西部のブラゴエヴグラト州に位置し、標高1000〜2900mもの山々が連なる高山地帯である。同国立公園は1983年にユネスコ世界遺産に登録された。

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