◎被告は容疑を否認している。
南太平洋の島国フィジーの海岸(Getty Images)

南太平洋の島国フィジーの裁判所が新婚旅行中に妻を殺害したとされる米テネシー州メンフィス出身の男に有罪評決を言い渡した。現地メディアが16日に報じた。

ブラッドリー・ロバート・ドーソン(Bradley Robert Dawson、40歳)被告は2022年、新婚旅行でフィジーに到着した2日後、滞在先のホテル近くで妻のチェン(Christe Chen、36歳)さんを殺害。その後近くの島へカヤックで逃走した。

チェンさんの遺体はホテルの部屋で発見された。警察によると、チェンさんの頭部には複数の外傷があったという。

現地メディアによると、被告は12日に有罪評決を受けたという。被告は容疑を否認している。

検察は被告が逮捕されたときにパスポートやその他所持品を持っていたことから、妻を置いて国外に逃亡するつもりだったと主張。判事は被告以外の人物がチェンさんを殺害した証拠は見つからなかったとして、被告の犯行と認めた。

裁判所は来年1月に判決を言い渡す予定だ。検察は終身刑を求刑している。

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