◎事故は午後10時前に発生。ロシア・アジムト航空が運航するスホイ・スーパージェット100が着陸直後にエンジンから出火した。
トルコ南部のアンタルヤ空港でロシアの旅客機が着陸直後にエンジンから出火した。運輸省が24日、明らかにした。
それによると、事故は午後10時前に発生。ロシア・アジムト航空が運航するスホイ・スーパージェット100が着陸直後にエンジンから出火したという。
乗客89人と乗員6人は全員避難し、ケガをした人はいなかった。
出火の原因は明らかになっていない。国営アナトリア通信は運輸安全委員会が調査官を派遣し、関係者から話しを聞いていると報じた。
同機は午後9時34分に着陸。その直後に出火し、パイロットが空港当局に通報した後、乗客を緊急避難させた。
空港の消防が出動し、炎はまもなく鎮火した。
地元テレビ局が報じた映像には消防が消火活動に当たる中、飛行機の左側から炎が出ている様子が映っていた。乗客が緊急用スライドから機外に避難する様子も見られ、荷物を持った乗客もいた。
運輸省は声明で、機体を滑走路から撤去する作業が進行中であり、25日午前3時まで全ての便をキャンセルし、着陸待ちの便は空港内の軍用滑走路を使用すると述べた。
