◎ガザ紛争におけるパレスチナ側の死者は6日午後の時点で4万3469人、負傷者は10万2561人。
イスラエル軍が7日、パレスチナ・ガザ地区北部の学校を空爆し、少なくとも12人が死亡、数人が負傷した。ガザ当局が明らかにした。
それによると、攻撃を受けたのはシャティ難民キャンプで避難所として利用されていた学校。ミサイルが着弾し、半壊した。
イスラエル軍は1カ月に渡ってガザ北部を包囲し、イスラム組織ハマスの武器庫や施設を空爆。多くの住宅や難民キャンプが瓦礫の山となった。
ガザ当局によると、7日未明から昼前までの空爆により、少なくとも19人が死亡、27人が負傷し、多数の行方不明者が出ているという。
空爆を受けたシャティ難民キャンプの学校には国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)の職員が派遣されていたと伝えられている。
イスラエルは今週初め、UNRWAとの関係断絶を国連に通告した。
カタールの衛星テレビ局アルジャジーラはガザ当局者の話しとして、「イスラエル軍は最近、ガザ北部の人口密度の高い地域を優先的に空爆している」と伝えている。
イスラエル軍はハマスが市民を「人間の盾」にしていると非難している。
ガザ紛争におけるパレスチナ側の死者は6日午後の時点で4万3469人、負傷者は10万2561人となっている。