◎レバノン侵攻におけるレバノン側の死者は31日午前の時点で2822人、負傷者は約1万3000人となっている。
レバノンの過激派ヒズボラが発射したロケット弾がイスラエル北部に着弾し、7人が死亡した。イスラエル当局が10月31日、明らかにした。
それによると、ロケット弾は時間を空けて少なくとも2回発射され、北部の住宅地に着弾。外国人労働者4人を含む7人が死亡したという。
一方、イスラエル軍は31日、ヒズボラへの攻撃を強化する中、レバノン南部の広い範囲に避難命令を出した。レバノン保健省によると、31日の最新の空爆で8人が死亡したという。
イスラエル軍はパレスチナ・ガザ地区への攻撃も継続中。北部ベイトラヒヤや中心部のマガジ難民キャンプなどを空爆している。
イスラエル軍は31日、ここ数ヶ月戦闘が繰り返されているヌールシャムス難民キャンプの過激派を標的にしていると声明を出した。
また同軍はイスラエル市民への攻撃計画に関与していたイスラム組織ハマスの戦闘員を排除したと述べた。
調停者たちはガザとレバノンでの戦争を止めるために奔走中だ。米国、カタール、エジプトはこの戦争を終結させるための新たな提案を当事者に提示している。
ヒズボラの新指導者カセム(Naim Qassem)師は31日、イスラエルとの戦争において、受け入れ可能と思われる停戦条件が提示されるまで戦い続けると誓った。
レバノン侵攻におけるレバノン側の死者は31日午前の時点で2822人、負傷者は約1万3000人となっている。
ガザ紛争におけるパレスチナ側の死者は31日午前の時点で4万3163人、負傷者は10万1510人。