◎ガザ紛争におけるパレスチナ側の死者は30日午後の時点で4万3163人、負傷者は10万1510人。
2024年10月29日/パレスチナ自治区、ガザ地区北部ベイトラヒヤの通り(AP通信)

イスラエル軍が30日、レバノン東部ベカー平原の複数の地区を空爆し、8人の女性を含む19人が死亡した。レバノン保健省が明らかにした。

それによると、空爆を受けたのはバールベック市の2つの地区。イスラエル軍はコメントを出していない。

レバノンのミカティ(Najib Mikati)首相は30日、米国特使が会談のためイスラエル・テルアビブに向かう中、数時間から数日のうちにイスラエルとヒズボラが停戦で合意することを期待していると表明した。

イスラエル軍はパレスチナ・ガザ地区への攻撃も継続している。北部ベイトラヒヤでは30日、市場が標的となり、少なくとも10人が死亡、20人が負傷した。

イスラエル軍は4週間に渡ってガザ北部を包囲し、イスラム組織ハマスの武器庫や施設を空爆。多くの住宅や難民キャンプが瓦礫の山となった。

レバノン侵攻におけるレバノン側の死者は30日午後の時点で2822人、負傷者は約1万2973人となっている。

ガザ紛争におけるパレスチナ側の死者は30日午後の時点で4万3163人、負傷者は10万1510人。

カタールの衛星テレビ局アルジャジーラは30日、ガザ北部の戦闘がエスカレートしていると報じた。それによると、ベイトラヒヤとその周辺にイスラエル軍の戦車部隊が配備され、ハマスに圧力をかけているという。

イスラエル軍の攻撃を受けた複数の建物で行方不明者の捜索が続いている。

ガザ中心部のマガジ難民キャンプでも大きな爆発が確認された。当局によると、車両が標的となり、少なくとも3人の死亡が確認されたという。

また、ここ数時間のうちに、イスラエル軍の武装ヘリがアルアクサ殉教者病院上空を超低空で飛行しているのが目撃されており、さらなる攻撃への懸念が高まっている。

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