◎iPhoneの新機種は2023年から禁止されていたが、政府は30日、規制当局が新機種の登録を認めると発表した。
イラン当局が米電子機器大手アップルのスマートフォン「iPhone(アイフォーン)」の新モデルに対する輸入禁止措置を解除した。現地メディアが30日に報じた。
これにより、iPhoneが大好きなイラン国民は間もなくiPhone14、15、16を手にすることができるようになる。
iPhoneの新機種は2023年から禁止されていたが、政府は30日、規制当局が新機種の登録を認めると発表した。
ペゼシュキアン(Masoud Pezeshkian)大統領の報道官は声明で、「イラン市場におけるiPhoneの新機種登録の問題は解決した」と明らかにした。
また報道官は「ペゼシュキアン大統領も通信省の取り組みを支持している」と述べた。
昨年の輸入禁止措置後も多くのイラン国民、特に若者はiPhoneを買い求めた。iPhone 13やそれ以前のバージョンは輸入可能である。
禁止措置が実施されている間、外国人観光客がイランに持ち込んだiPhone14、15、またはそれよりも新しいモデルは入国から1か月後に使用できなくなっていた。
この措置により、iPhone13やそれ以前のモデルの需要が急速に高まり、端末価格を押し上げた。
政府の統計によると、イランの携帯輸入市場は約44億ドル。その3分の1をiPhoneが占めている。