◎事件は首都カンパラの西方約250キロに位置するキバレ県カガディ郊外の集落で29日遅くに発生した。
2024年10月30日/ウガンダ、キバレ県カガディ郊外、8人が殺害された建物(ロイター通信)

アフリカ東部・ウガンダのキバレ県で正体不明のカルト教団が民家を急襲し、子供を含む8人を殺害した。警察が30日、明らかにした。

それによると、事件は首都カンパラの西方約250キロに位置するキバレ県カガディ郊外の集落で29日遅くに発生した。

警察は声明で、「襲撃犯は新興カルト教団のメンバーとみられ、親類縁者や地域住民を標的にし、刃物を使って8人を殺害した」と明らかにした。

また警察は「陸軍と連携してこの事件に関与したカルト教団を追跡している」と述べた。

警察によると、カルト教団は複数の民家を襲撃し、3歳の子供を含む8人が死亡、8人が負傷したという。負傷した8人のうち4人が子供であった。

警察はこの暴力に対処するため、実行犯とみられる2人を射殺したと伝えられている。

この集落は中国企業が運営する油田の近くに位置する。地元メディアによると、油田の関係者や労働者が狙われた形跡はみられないという。

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