◎ガザ紛争におけるパレスチナ側の死者は19日午後の時点で4万2519人超、負傷者は9万9637人なっている。
2024年10月18日/パレスチナ自治区、ガザ地区北部、イスラエル軍の空爆で全壊した建物(AP通信)

イスラエル軍が19日、パレスチナ・ガザ地区北部ベイトラヒヤを空爆し、少なくとも73人が死亡、多くの市民が負傷した。ガザ当局が明らかにした。

それによると、複数の建物がミサイル攻撃により全壊し、多くの避難者が瓦礫の下敷きになったという。死者数は暫定値であり、ガザ当局はさらに増える見込みと報告している。

イスラエル軍はガザ北部の包囲網を2週間以上継続。約40万人が身動きが取れなくなり、食料、水、医薬品、その他物資の搬入も遮断されている。

国際NGOオックスファム・インターナショナルは19日、ガザ地区南部ハンユニスで水道インフラの修繕に当たっていた技術者4人がイスラエル軍の攻撃により死亡したと発表した。

ガザ紛争におけるパレスチナ側の死者は19日午後の時点で4万2519人超、負傷者は9万9637人なっている。

イスラエル軍はレバノンの過激派ヒズボラへの攻撃も継続中だ。

イスラエル軍は19日、首都ベイルート南部の市民に対し、直ちに安全な場所に避難するよう命じた。

現地メディアによると、イスラエル軍はベイルート南部の住民に対し、SNSやウェブサイトに掲載した地図をチェックし、赤マーキングがついたエリアの外に避難するよう命じたという。

イスラエル軍は攻撃対象となった建物から少なくとも500メートル離れるよう命じ、その建物を「ヒズボラの施設」と説明している。

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