◎ウクライナ軍によるロシア西部クルスク州への越境攻撃は69日目に入った。
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ウクライナの戦場分析サイト「ディープステート(DeepState)」は13日、ウクライナ軍が8月に侵攻を開始したロシア西部クルスク州で数人のウクライナ人捕虜がロシア兵に処刑されたと発表した。
ディープステートはウクライナ国防省に近く、過去にもロシア軍の戦争犯罪を告発している。
それによると、ロシア軍は今月10日、クルスク州で投降したウクライナ兵9人を射殺したという。
この兵士たちはドローン部隊に所属していたとされる。
ウクライナ軍によるクルスク州への越境攻撃は69日目に入った。数十キロにわたる前線で激しい戦闘が続いているものとみられるが、戦況はほとんど明らかになっていない。
ディープステートはテレグラムに声明を投稿。国際社会に対し、この戦争犯罪を調査するよう求めた。
またディープステートはこの件に関して国連と赤十字国際委員会に書簡を送ったと明らかにした。
ウクライナの検事総長も13日、この件に関する刑事捜査を開始したと声明を出した。
同総長は今月初め、ロシア軍が東部ドネツク州の一部を占領した際、捕虜となったウクライナ兵16人を処刑したと明らかにしていた。
ロシア当局はディープステートの主張に関するコメントを出していない。