◎大統領の任期は5年。2008年の憲法改正で3選禁止が廃止されたため、何度でも立候補できる。
アフリカ北西部・アルジェリアの憲法裁判所は14日、先週末に行われた大統領選におけるテブン(Abdelmadjid Tebboune)大統領の地滑り的勝利を認定した。
憲法裁は声明で、「野党2候補の異議申し立てを精査するため、投票データを再チェックした」と述べた。
それによると、各地域のデータをチェックした結果、テブン氏の得票率は選挙管理委員会が発表した94.7%から84.3%に低下し、2位候補が9.6%、3位が6.1%になったという。
憲法裁は再選挙を求める野党2候補の訴えを退け、テブン氏の勝利を認定した。国会は来週中にテブン氏の就任時期を決定する。
投票率は46.1%で、前回2019年の39.9%を上回った。
大統領の任期は5年。2008年の憲法改正で3選禁止が廃止されたため、何度でも立候補できる。