◎爆発は18日深夜に発生。自爆テロ犯の爆弾は意図する前に爆発したとみられ、人がほとんどいない場所で爆発し、近くにいた民間人1人が負傷した。
2024年8月19日/イスラエル、首都テレアビブ、爆弾テロが起きた通り(AP通信)

イスラエル・テルアビブのシナゴーグ(ユダヤ教の会堂)近くで自爆テロがあり、1人が負傷した。警察が19日、明らかにした。

それによると、爆発は18日深夜に発生。自爆テロ犯の爆弾は意図する前に爆発したとみられ、人がほとんどいない場所で爆発し、近くにいた民間人1人が負傷した。

テルアビブ警察の広報担当は記者団に対し、「爆発はシナゴーグから数メートル離れた場所で起きた」と語った。

また広報担当は、「爆弾がシナゴーグ内に設置されたり、人が大勢いる場所で爆発しなかったことは不幸中の幸いである」と述べた。

警察によると、近くの防犯カメラに大きなリュックを背負って通りを歩く容疑者の姿が映っていたという。

国家警察と国内治安機関シンベトは共同声明で、「これは強力な爆弾を使ってテロ攻撃である」と述べた。

その後、パレスチナ・ガザ地区に拠点を置く過激派「イスラム聖戦」が犯行声明を出し、「占領軍による虐殺が続く限り、攻撃を続ける」と警告した。

またイスラム聖戦はイスラエル軍によるハマス最高指導者暗殺などにも言及。「先制攻撃を仕掛けてきたのはシオニストどもだ」と主張した。

ガザ紛争におけるパレスチナ側の死者は4万人超、負傷者は10万人近くに達した。

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