◎ロシア非常事態省によると、地震による人的被害は確認されていない。
ロシア極東カムチャツカ半島で18日早朝、マグニチュード7.0の強い地震が発生し、シベルチ火山が噴火した。
ロシア科学アカデミーによると、噴煙の高さは5000メートルに達したという。当局はその後、周辺の空港に警戒情報を出した。
千島列島の火山でも噴火が確認された。地震が引き金になったかどうかは分かっていない。
ロシア非常事態省によると、地震による人的被害は確認されていない。
シベルチの火山灰は東方約500キロの範囲に広がった。
噴火後、この地域のすべての航空機が一時的に警戒態勢に入った。タス通信によると、商業便の運航に支障は出ず、航空インフラへの被害もなかったという。
ロシア科学アカデミーはカムチャツカ半島でM9.0に近い地震が今後24時間以内に発生する可能性があると警告した。
1952年11月4日、カムチャツカ半島でM9.0の地震が発生。ハワイで9メートルの津波が観測されたが、人的彼被害は報告されなかった。