◎2機はドイツでの給油任務から帰還中、北東部ムルト・エ・モゼル郊外に墜落した。
フランス空軍の戦闘機ラファール(Rafale)2機が空中で接触、墜落した。地元メディアが14日に報じた。
それによると、2機はドイツでの給油任務から帰還中、北東部ムルト・エ・モゼル郊外に墜落したという。
国営フランス2は軍当局者の話しとして、「パイロット1人が無傷で発見され、残り2人の捜索が続いている」と報じた。それによると、地上で墜落に巻き込まれた人は確認されていないという。
1機にはパイロット1人が搭乗。もう1機には教官と訓練生が搭乗していた。どちらのパイロットが見つかったかは明らかになっていない。
その後、ルコルニュ(Sébastien Lecornu)国防相がSNSに声明を投稿。「救助隊がパイロット1人を発見、2人の捜索を続けていると報告を受けた」と書き込んだ。
ムルト・エ・モゼルの県知事らは市民に対し、情報提供を呼びかけている。
2機が接触した経緯は不明。地元メディアによると、運輸安全委員会が現場に担当官を派遣したという。