◎欧米の同盟国がウクライナに供与した長距離兵器でロシア領内への攻撃を一部許可して以来、このような長距離攻撃が増加している。
ウクライナ、東部ドネツク州の前線付近、榴弾砲を発射するウクライナ軍(Libkos/AP通信)

ウクライナ軍参謀本部は3日、過去24時間の攻撃でロシア軍の潜水艦を撃沈し、ロシア領内の空軍基地を攻撃したと明らかにした。

ロシア当局によると、ウクライナ軍のドローンを撃墜した際、その破片がアパートに当たり、民間人1人が死亡したという。

欧米の同盟国がウクライナに供与した長距離兵器でロシア領内への攻撃を一部許可して以来、このような長距離攻撃が増加している。

ウクライナ軍参謀本部によると、ロシアの占領下にある南部クリミア半島沖でロシア軍のキロ級潜水艦を攻撃、撃沈したという。

この潜水艦はロシア軍の物資供給に欠かせない物流・輸送拠点であるクリミア大橋を守るために展開されていた。

ウクライナ軍は黒海でもロシアの潜水艦を撃沈したと報告。さらにロシア南部ロストフ州モロゾフスクの空軍基地を攻撃し、誘導爆弾で弾薬庫を破壊した他、西部ベルゴロド州などの燃料貯蔵施設も破壊したと明らかにした。

国防省、SBU(ウクライナ保安局)、情報総局がこの攻撃を監督したという。

一方、ロシア国防省は3日、防空部隊がウクライナ国境周辺の複数の地域に飛来したウ軍ドローンを合計75機撃墜したと報告した。

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