◎米国立気象局(NWS)によると、中米・カリブ海諸国の上空にはしばらく前線が居座り、大雨をもたらす見通し。
2024年6月10日/エルサルバドル、メアングエラ島の通り(Getty Images/AFP通信)

中米エルサルバドルで週末から続く大雨により、少なくとも5人が死亡した。地元当局が17日、明らかにした。

それによると、グアテマラ国境に近い集落で17日未明に土砂崩れが発生し、3人が死亡。うち2人は未成年であった。

大雨が続く西部の高速道路では事故が発生。2人が死亡、数人が負傷したと伝えられている。

米国立気象局(NWS)によると、中米・カリブ海諸国の上空にはしばらく前線が居座り、大雨をもたらす見通し。

エルサルバドルでは先週から広い範囲で大雨となり、メアングエラ島で少なくとも2人が死亡。15日にも土砂崩れで1人が亡くなった。

地元メディアによると、首都サンサルバドル郊外で16日、歩行者が倒木に巻き込まれ、死亡したという。

中央政府は16日に緊急事態を宣言。洪水のリスクが高まっている地域の住民に避難を促し、全国各地に約100の避難所を開設した。

グアテマラでも週末から大雨となっている。当局は全国の学校に20日まで閉鎖を命じ、不要不急の外出を控えるよう呼びかけている。

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