◎ゲレロ州は同国で最も危険な地域のひとつであり、複数の麻薬カルテルが10年以上前から血生臭い縄張り争いを繰り広げてきた。
メキシコ、南部ゲレロ州アカプルコの通り(AP通信)

    メキシコ南部ゲレロ州で当選したばかりの市長が何者かに射殺された。地元当局が17日、明らかにした。

    それによると、殺害されたのはコパラ市の市長。サン・ペドロ・ラス・プラヤスという町で頭部を撃たれ死亡したという。

    それ以上の詳細は明らかになっていない。

    ゲレロ州は同国で最も危険な地域のひとつであり、複数の麻薬カルテルが10年以上前から血生臭い縄張り争いを繰り広げてきた。昨年10月末には市内の高速道路で警察官13人の遺体が見つかっている。

    地元メディアによると、6月2日の総選挙前と選挙後に全国で少なくとも34人の政治家(候補含む)が殺害されたという。

    ゲレロ州のリゾート地アカプルコでは4月、地元警察の幹部が何者かに射殺された。容疑者は捕まっていない。

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