◎輸出はアナリストの予想を上回ったが、輸入は下回った。
中国、北京の自動車工場(Getty Images)

中国税関総署は7日、先月の輸出額が前年同月比で7.6%増、輸入も1.8%増になったと明らかにした。

それによると、輸出額は米国との貿易摩擦にもかかわらず、1年以上ぶりの伸びとなった。

輸出はアナリストの予想を上回ったが、輸入は下回った。

輸出は前年同月比7.6%増の3023億5000万ドル(約47兆3500億円)で、23年4月以来の伸びを記録。

輸入は1.8%増の2197億3,000万ドル(約34兆4100億円)で、アナリストの予想(4%)には届かなかった。

輸出の大幅増は4月の7.5%減が反映されたことも一因である。

輸出が好調だったため、貿易黒字は4月の723億5000万ドル(約11兆3300億円)から826億2000万ドル(約12兆9400億円)に拡大した。

欧米諸国は中国企業への圧力を高めている。

米国は中国製電気自動車(EV)の関税を大幅に引き上げた。EUも同様の措置を検討している。

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