◎ベラルーシはロシアの同盟国でありウクライナ侵攻を支援している。
ベラルーシ国家保安委員会(KGB)が25日、隣国リトアニアのドローンが領内に侵入し、攻撃を仕掛けてきたため、撃墜したと主張した。
リトアニア政府はこの主張を一蹴。「KGBの偽旗作戦だ」と断じた。
国営テレビによると、KGBの長官は全ベラルーシ人民大会でリトアニア領内から首都ミンスクとその周辺に向けてドローンが発射されたため、撃墜したと述べたという。
また長官はリトアニアとポーランドの過激派がベラルーシを攻撃するためにドローンを製造していると主張した。
これが事実か否かは不明である。長官はそれ以上の詳細を明らかにしなかった。
全ベラルーシ人民大会は政府高官、地方議会議員、労働組合、親政府活動家などで構成され、議会と並行して運営されている。
リトアニア軍の報道官は記者団に対し、「KGBの主張は誤りであり、ナンセンスだ」と断じた。「他に言葉が見つかりません...」
リトアニア政府は声明で、「この主張はベラルーシ国内の聴衆を煽る偽旗作戦のひとつである」と非難した。「ルカシェンコKGBはリトアニアが先制攻撃を仕掛けてきたと主張し、何らかの行動を取る可能性があります...」
ベラルーシはロシアの同盟国でありウクライナ侵攻を支援している。
ロシアはベラルーシに戦略核弾頭を配備し、ウクライナやNATO諸国が攻撃を仕掛ければ、最悪の事態に陥る可能性もあると警告していた。