◎中国経済は過剰な借り入れと無謀な投資がもたらした不動産危機が足かせとなり、減速傾向にある。
中国の港(Getty Images)

中国税関総署は13日、先月の輸出額が前年同月比で7.5%減少、輸入も1.9%減になったと明らかにした。

1月と2月は増加したものの、先月は減となり、パンデミックからの回復が順調に進んでいないことが改めて浮き彫りになった。1・2月の輸出は前年同期比7.1%増、輸入は3.5%増であった。

先月の貿易黒字額は585億5000万ドル。1・2月は1250億ドルであった。

先月の輸出減はコロナ規制解除後の経済再開の影響で輸出が14.8%急増した昨年3月のベース額が高くなったことを反映している。

中国経済は過剰な借り入れと無謀な投資がもたらした不動産危機が足かせとなり、減速傾向にある。

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