◎雪崩はオーストリア国境に近い南チロルのアルペンスキー場近くで28日夕方に発生。スキー場外にいたドイツ人3人が巻き込まれた。
イタリア北部のアルプス山脈で雪崩が発生し、バックカントリースキーをしていたドイツ人1人が死亡、2人が重傷を負った。山岳救助隊が28日、明らかにした。
それによると、雪崩はオーストリア国境に近い南チロルのアルペンスキー場近くで28日夕方に発生。スキー場外にいたドイツ人3人が巻き込まれた。
この3人と一緒に行動していたもう1人が警察に通報。山岳救助隊が現場に急行した。
救助された2人はヘリで病院に搬送された。地元メディアによると、2人は意識不明の重体とみられる。
地元警察と山岳救助隊約30人が現場で対応に当たった。
気象当局によると、南チロルのここ数日の積雪量は平均60センチ、多いところで1メートルに達し、山岳地で雪崩の危険性が高まっているという。