◎北京の24時間降雪量は多いところで20センチに達した。
中国の北部と中部地方が大雪に見舞われ、少なくとも1人が死亡した。国営メディアが20日に報じた。
それによると、河北省のスーパーマーケットの屋根が雪の重みで崩壊し、1人の死亡が確認されたという。
中国中央テレビ(CCTV)は首都北京を含む複数の都市で電車の遅延や交通渋滞が発生し、いくつかの省が大雪警報を出したと報じている。
北京市内にはシャベルやほうきを持った作業員数千人が配備され、除雪作業に当たった。
CCTVによると、北京の24時間降雪量は多いところで20センチに達したという。
この悪天候は西部地方で先週末から始まり、複数の都市が吹雪と砂嵐に見舞われた。
隣国モンゴルにも寒波が襲来し、先週だけで65万頭以上の家畜が死んだと報告されている。
この冬、北東アジアの多くの地域で大雪と厳しい寒さが続いている。