◎鉄筋コンクリートの梁が現場内のプレハブ事務所を押しつぶした。
イタリア・フィレンツェのスーパーマーケットの建設工事現場で事故があり、作業員少なくとも3人が死亡、2人が行方不明になっている。地元当局が16日、明らかにした。
それによると、鉄筋コンクリートの梁が現場内のプレハブ事務所を押しつぶしたという。
国営イタリア放送協会（RAI）は関係者の話しを引用。「救助隊が行方不明者の捜索を続けており、死者数はさらに増える可能性がある」と報じた。
プレハブ事務所から救助された作業員3人は近くの病院に搬送され、手当てを受けている。警察によると、命に別条はないという。
トスカーナ州知事室は声明で、「事故発生時、現場には約50人の作業員がおり、コンクリート梁の倒壊に巻き込まれたのは8人だった」と明らかにした。
RAIによると、コンクリート梁が倒壊した時、すぐ近くをスクールバスが通りかかったという。梁の破片が現場の外に散乱したものの、ケガをした人はいなかった。
メローニ（Giorgia Meloni）首相はSNSに声明を投稿。犠牲者に哀悼の意を表した。
