◎ある中国人旅行ブロガーは新浪微博(Sina Weibo)に、「13時間で30~40キロぐらい進んだ」と書き込んでいる。
旧正月(2.10~17)を控えた中国・中部地方が大雪に見舞われ、複数の高速道路が通行不能となり、数千台が立ち往生している。国営メディアが6日に報じた。
ある中国人旅行ブロガーは新浪微博(Sina Weibo)に、「13時間で30~40キロぐらい進んだ」と書き込んでいる。
多くの帰省客が当局による除雪作業が終わるのを待っている。
数十キロの渋滞ができた湖北省武漢の高速道路で中国中央テレビ(CCTV)の取材に応じた男性は、「トイレが大変だ」と語った。「私は男だから道路脇でできますが、女性は大変ですよね...」
気象台によると、シベリアの寒気団がもたらした中部の大雪は7日まで続く見通し。旧正月が始まる前に帰省したい数百万人が各地で大雪に巻き込まれた。
中央政府は旧正月の安全な移動を確保するため、11の省における高速道路の除雪と関連作業に対し、1億4100万元(約29億円)の緊急支援を行うと発表した。
武漢では雪の重みで木の枝が折れたり、空港の滑走路が凍結で使用不能になった。CCTVによると、空港や鉄道でいくつかの便がキャンセルとなり、数万人が何時間も足止めを食らったという。