◎台風は上陸後に勢力を弱め、温帯低気圧に変わった。
オーストラリア北東部に台風が上陸し、広い範囲で強風と大雨が観測された。地元メディアが26日に報じた。
それによると、台風は上陸後に勢力を弱め、温帯低気圧に変わった。死傷者は確認されていない。
上陸時の最大瞬間風速は40~50メートル。一部地域で倒木などによる被害が報告されている。
東部クイーンズランド州の気象台はX(旧ツイッター)に声明を投稿。「台風は勢力を弱めたものの、内陸部に大雨をもたらしている」と書き込んだ。
クイーンズランド州全土に大雨と強風警報が発令されている。気象台は同州北西部で今後数日間の雨量が200ミリを超える可能性があると警告した。
クイーンズランド州の沿岸部は行楽客や観光客に人気だが、この荒天により、全てのキャンプ場が閉鎖され、多くの予約客が休日の予定を変更した。