◎事故は首都カブールの北東約250キロに位置するバダフシャン州の山岳地帯で20日に発生。人里離れた農村部に救助隊が派遣された。
2023年1月18日/アフガニスタン、北東部バダフシャン州の集落(Omer Abrar/AFP通信/Getty Images)

アフガニスタン北東部バダフシャン州の山岳地帯にロシアのプライベート・ジェットが墜落し、4人が救助され、2人の死亡が確認された。タリバン暫定政権が22日、明らかにした。

それによると、事故は首都カブールの北東約250キロに位置するバダフシャン州の山岳地帯で20日に発生。人里離れた農村部に救助隊が派遣されたという。

ムジャヒド(Zabihullah Mujahid)報道官はX(旧ツイッター)に声明を投稿。「6人のうち4人がカブールの病院に搬送された」と書き込んだ。4人の命に別条はないという。

バダフシャン州の地元当局は現場で2人の死亡を確認したと発表。6人の身元は明らかにせず、ロシアのプライベート・ジェット機が墜落、炎上したと報告した。

タリバン暫定政権はウェブサイトにも声明を掲載。「当局が墜落原因を調査しており、初期調査の結果、エンジンで何らかのトラブルが発生したとみられる」と明らかにした。

ロシア当局も声明を発表。「1978年製の民間機がアフガンで消息を絶った」と述べた。それによると、この機には乗客2人と乗員4人が搭乗していたという。

同機はタイの空港を出発。その後、インドからウズベキスタンを経由し、モスクワに向かっていた。

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