◎スト期間は24日午前2時~29日午後6時まで。ドイツ鉄道(国鉄)の路線が対象となる予定。
ドイツの鉄道運転士を代表する労働組合GDLは22日、組合員に対し、6日間のストライキを決行するよう呼びかけた。
それによると、スト期間は24日午前2時~29日午後6時まで。ドイツ鉄道(国鉄)の路線が対象となる予定。
貨物列車は23日午後6時から運行を停止する。
GDLは今月初めに3日間のストを実施。昨年は最長24時間のストを2回行っている。
GDLは減給なしで労働時間を週38時間から35時間に削減するよう会社に求めている。会社はこれを拒否し、11%の賃上げを提案した。
賃金に関しては組合員の月給を555ユーロ(約9万1000円)引き上げ、インフレ対策として一時金を最大3000ユーロ(約49万円)支払うよう求めている。
GDLは労働時間を短くすれば優秀な新規採用者を獲得しやすくなると主張。会社はこれを「やり過ぎ」と批判している。