◎年は米国で大人気のテレビ番組「シャーク・タンク」から着想を得たとされる観光客向けのプログラムに参加している最中、サメに右足を噛まれた。
ホホジロザメ(Getty Images)

中米バハマのリゾート地で米国籍の少年(10歳)がサメに襲われ負傷した。地元警察が16日、明らかにした。

それによると、事件はパラダイス島のリゾート地で15日午後に発生。少年は米国で大人気のテレビ番組「シャーク・タンク」から着想を得たとされる観光客向けのプログラムに参加している最中、サメに右足を噛まれたという。

警察は声明で、「この少年と家族は米メリーランド州から観光でパラダイス島を訪れた」と明らかにした。

また警察は少年の容体について、「安定しており、病院から命に別条はないと連絡を受けている」と述べた。

AP通信によると、警察がプログラムを運営する団体の関係者に話しを聞いているという。

リゾート地の名前は公表されていないが、一部の地元メディアはアトランティス・パラダイス・アイランドのホテルリゾートと報じている。

バハマでは先月、米マサチューセッツ州在住の44歳女性が沖合でパドルボードをしている最中にサメに襲われ死亡している。

米フロリダ自然史博物館の統計によると、2022年に世界でサメに襲われ死亡した人は確認できるだけで5人。南アフリカで2人、エジプトで2人、米国で1人が死亡した。

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