◎1週間の労働時間は44時間から36時間に短縮され、金曜、土曜、日曜は休日となる。
乾杯する女性たち(Getty Images)

中米ドミニカ共和国が週休3日制を試験導入する予定だ。地元メディアが16日に報じた。

それによると、政府系機関や民間企業がプログラムに参加する予定。

中央政府は声明で、「カリブ海諸国初の試みは2月に開始され、週休3日の完全導入を目指すことになる」と明らかにした。

これにより、1週間の労働時間は44時間から36時間に短縮され、金曜、土曜、日曜は休日となる。当然、給与は変わらない。

労働省の報道官はX(旧ツイッター)に声明を投稿。「これは労働者、健康、福祉を優先・改善するプログラムのひとつであり、持続可能で環境にやさしく、生産性を促進できると確信している」と書き込んだ。

報道によると、南米の大手通信会社クラロ、電力公社、政府系機関などが参加する予定だ。

ドミニカの1週間の労働時間は原則44時間。平日は8時間、土曜が4時間となっている。

同国は昨年週休3日制の試験プログラムを実施し、好結果を得たイギリスに追随している。

チリでも昨年、労働時間を週45時間から40時間に短縮する法案が可決された。

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