◎事故は平頂山市郊外の炭鉱で12日に発生。亡くなったのは全員鉱夫とみられるが、詳細は不明。
中国の炭鉱(Getty Images)

中国・河南省平頂山市の炭鉱で爆発があり、これまでに13人の死亡が確認された。国営メディアが14日に報じた。

それによると、事故は平頂山市郊外の炭鉱で12日に発生。亡くなったのは全員鉱夫とみられるが、詳細は不明。

中国中央テレビ(CCTV)は関係者の話しとして、「3人が行方不明であり、捜索活動が続いている」と報じた。

中国では昨年、炭鉱での事故が相次いだ。その大半がルール違反によるものとされる。

北東部・黒竜江省の炭鉱で11月末に発生した爆発事故では少なくとも11人が死亡した。

南部・貴州省の炭鉱で9月に発生した火災では少なくとも16人が死亡。8月に陝西省延安市の炭鉱で発生した爆発事故では11人が死亡している。

中国は太陽光発電や風力発電の導入で他国を大きく引き離しているが、国内で消費する電力の56%を石炭火力で賄っている。

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