◎ボルソナロ前大統領は2019年、観光業界を支援するためにビザ要件を廃止した。
ブラジル政府は4日、米国・カナダ・オーストラリアの市民に対する観光ビザ免除を再延長した。
ボルソナロ（Jair Bolsonaro）前大統領は2019年、観光業界を支援するためにビザ要件を廃止した。しかし、この3カ国は入国するブラジル人にビザを要求し続けている。
ルラ政権は昨年10月1日に免除期間を延長。新たな期限を1月10日に設定していた。
大統領府は4日夜の声明でこの期間を4月まで延長すると発表した。
それによると、政府は新しいビザ制度を最終調整中であり、新年の祝賀行事やリオのカーニバルで数十万人の観光客を見込めるこの時期のビザ要件復活は避けたいという。
.ルラ（Luiz Inacio Lula da Silva）大統領は1年前の就任後、ビザ要件を復活させた。その後、東アジア諸国は9月に当局と協定を結び、旅行規定を緩和。リストから除外した。
