◎北欧全域が低温、降雪、強風に見舞われ、多くの交通機関が停止、いくつかの橋が閉鎖され、フェリーも運休した。
2024年1月2日/フィンランド、首都ヘルシンキ郊外(Getty Images)

北欧スカンジナビア半島が強烈な寒波に見舞われている。

一方、西欧では大雨による洪水が発生し、少なくとも1人が死亡した。

北欧スウェーデンでは2日連続で最低気温がマイナス40度を下回った。

公共放送スウェーデン・テレビ(SVT)によると、北部の先住民族が暮らす地域の最低気温がマイナス43.6度まで低下し、1月の記録を25年ぶりに更新したという。

北欧全域が低温、降雪、強風に見舞われ、多くの交通機関が停止、いくつかの橋が閉鎖され、フェリーも運休した。

デンマーク北部と西部は大雪となった。当局は市民に不要不急の外出、特に車での外出を控えるよう呼びかけている。

シベリアと北極圏から押し寄せた寒波はロシア西部の気温も押し下げた。モスクワの3日の気温は1月上旬の平均を大きく下回るマイナス30度まで急降下した。

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