◎西部ノルトライン・ウェストファーレン州の警察当局は12月31日夜、41歳のドイツ系トルコ人の男を逮捕した。
ドイツ、首都ベルリンの警察官(Getty Images)

ドイツ連邦警察は1月1日、西部ケルンの「ケルン大聖堂」で起きた脅迫事件に関連して、5人目の容疑者を逮捕したと発表した。

それによると、西部ノルトライン・ウェストファーレン州の警察当局は12月31日夜、41歳のドイツ系トルコ人の男を逮捕したという。

警察はケルン大聖堂へのテロ攻撃を計画したとして、31日朝に3人、先週1人を逮捕している。

警察によると、逮捕された5人は全員、ドイツ全土および他の欧州諸国を活動範囲とするイスラム過激派ネットワークに所属しているとみられる。

先週拘束された男は30歳のタジキスタン人。31日に拘束された3人の詳細は不明である。

ドイツ通信社(dpa)によると、容疑者たちは爆発物を積んだ車でケルン大聖堂を破壊する計画を立てていたとされる。

警察はクリスマス直前にケルン大聖堂へのテロ攻撃が計画されているという情報を入手し警備を強化。テロは大晦日に決行される予定だった。

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