◎事故は北京西部の山岳地帯で14日夕方に発生。515人が病院に搬送され、うち102人が骨折の重傷を負った。
大雪に見舞われている中国・北京で地下鉄同士が衝突し、515人が重軽傷を負った。国営メディアが15日に報じた。
それによると、事故は北京西部の山岳地帯で14日夕方に発生。515人が病院に搬送され、うち102人が骨折の重傷を負ったという。
中国中央テレビ（CCTV）は関係者の話しとして、「先を行く車両は雪の影響で線路が滑りやすくなっていたため自動ブレーキをかけ走行。後方から来た列車もブレーキをかけたが、間に合わず、追突した」とつたている。
CCTVによると、乗客の救助作業は14日の午後11時頃に完了したという。25人が経過観察中、67人が入院した。
北京では大雪の影響で交通事故が相次ぎ、学校も閉鎖された。一部地域の気温はマイナス20度近くまで低下したと伝えられている。
この大雪による死者は報告されていない。北京の市民は厳しい寒さに慣れているものの、大雪になることは滅多にないため、SNSには「雪かきにウンザリ」という投稿が多数寄せられている。
